雇用保険被保険者証−雇用保険の手続きや給付について

雇用保険とは

雇用保険は、全労働者が加入する保険となっていて、会社の給料からの天引きが
一般的です。

たいていの場合は、雇用保険の金額や雇用保険の使い道などについて考えたこと
はないのではないでしょうか。

保険ですので、いざという時のために使うものですので、実際に必要になった時
にしか考えることはないでしょう。

雇用保険は、失業した時に給付を受けることができる保険です。
従って、会社を辞めない限りは縁のない保険となっています。

雇用保険の給付を受けるということは、会社を退職し、失業したということになります。
その時に、雇用保険被保険者証を会社から発行してもらいます。

この雇用保険被保険者証が雇用保険の給付の時の資格証明となる重要な書類と
なりますので大切にする必要があります。

雇用保険被保険者証は健康保険証と同じように価値あるものですので、紛失しないように
保管しておかなければなりません。
それでも雇用保険被保険者証を紛失した場合には再発行の手続きをすることができます。

雇用保険では、失業時の状況が給付額の算定に大きく影響します。
つまり、自己都合での退職の場合と、会社都合での退職の場合とでは給付額が大きく
変わってきます。

当然、雇用保険に加入している期間によっても変わってきますので、勤続年数によって
変わってきます。
やはり、雇用保険の加入期間が長い方がより給付額は多くなります。

自己都合の場合は、会社都合の場合よりも給付額が少なくなります。

最近の不況によって、会社の倒産や人員整理のための解雇が増えてきていますので
再就職もできず、雇用保険からの給付を生活の糧にしている人が増えてきています。

しかし、それでは生活が安定しないので、なるべく早く再就職をするように頑張らないと
いけません。